藻から作られる次世代バイオ燃料はすごい!
金曜日, 2月 20th, 2009
次世代燃料の「Green Crude Oil」 は、「緑の原油」という呼び方で、今、世界中の注目を浴びています。
2008年5月に米国のサンディエゴにあるサファイヤエナジー社が、非食用の「藻」から、原油とほぼ同成分の油を抽出することに成功しました。この成功を受けて、世界中から熱い視線を浴びているようです。
この藻からは、ガソリン、ジェット燃料、軽油を作ることができます。
ジェット機にこの燃料を使用した実験によると、現在よりも燃費が伸びたとの結果になりました。
そもそも、アメリカはブッシュ大統領の元、「穀物(トウモロコシ・小麦・大豆)のバイオ燃料」が促進されていましたが、環境破壊がもたらされ、さらには食糧不足にも陥りました。
しかし、その反面、「藻」は、非食用ということと、藻の成長自体が早く、密集して生えるために1ヘクタール辺りの産油量が極めて多いそうです。また、食料が育たない場所でも生育可能なため、食料生産の妨げにならないそうです。「食料か燃料か?」の疑問も解決になります。
・繁殖力が強く砂漠でも育てられる。
・工業用の汚水などの悪条件でも育つ。
・年に何度でも収穫ができる。
・バイオ燃料の抽出力はトウモロコシの100倍以上。(単位面積当たり)
・既存のパイプラインが使えるため、インフラ整備の費用が安い。
ここで藻から油を作る過程を紹介します。
1.藻の中から燃料になるものを見つけ出す。
2.藻を攪拌(かくはん)して、成長を促進させる。
藻は二酸化炭素がすきなので、揺らして空気にさらすことで酸素を吐き出させる。
3.水分の含んだ藻を遠心分離機にかけて水分を飛ばし、凝縮させてペースト状にする。
4.ペースト状の藻から油を抽出する。
(この部分はトップシークレットになっているそうです。)
ここでの問題点は、藻の大量生産の過去がないだけに、大量生産できる品種を見つけることが課題のようです。
現在、1ガロン(約3.8リッター)の抽出費用は20ドルとなっており、これを2ドルに抑えることで商業化にできるとか・・・。
また、低コストで大量生産ができれば、将来的にはアメリカ中の燃料もまかなえるそうです。
実は、3~5年後に商業化が出来るとも言われています。
さあ、日本はこのような研究は進んでいるのでしょうか・・・?
気になるのは私だけでは無いように思えます・・・。